本案件は、2016年から2021年にかけて実施された「パラグアイ農村女性生活改善プロジェクト:横浜から夢を紡ぐ」の第二フェーズである。第一フェーズではラ・コルメナやコロネル・オビエドの都市の農村住民の生活改善を図るために女性人材が育成された。しかし、参加者の資金不足による都市部への流通チャネル拡大の妨げや、地元女性が家族的責任を果たさなければならないなど、いくつかの困難に直面し続けている。第二フェーズではこれら農村地域の資源である農業と観光を活用することにより、住民の経済状況を改善できるよう支援することを目的とする。