第2回本邦研修

2019年9月9日～13日に、フィリピン運輸省のフィリピン鉄道訓練センター（PRI）の担当次官およびプロジェクト担当者の計11名が来日し、7月に続いて2回目となる本邦研修を東京メトロにて実施しました。

今回の研修では、7月に実施した第1回本邦研修のレビューを踏まえ、ブラッシュアップしたカリキュラムのもと、東京メトロの総合研修訓練センターを視察した後、駅、運転、車両保守、軌道土木保守、電気施設保守の各現場の見学を行い、最後に各専門分野に分かれて宿泊勤務の実習を行いました。

研修生は日本の鉄道従事者が行っている指差確認呼称について、ヒューマンエラー防止に有効なので是非取り入れたい、日本のベストプラクティスをフィリピンに取り入れたいと固く決意していました。

10月からいよいよ既存鉄道事業者に対する研修をフィリピンで開始する予定ですが、少しでもより良いカリキュラムや教材を提供できるよう総仕上げに取り組んでいきます。