第12次修了式典の開催

2023年5月30日

2023年5月30日、フィリピン運輸省(DOTr)とフィリピン鉄道訓練センター(PRI)は、第12回修了式典を開催し、既存職員向けのリフレッシャー研修と新規採用者向けの基礎研修の修了生合計466名を輩出しました。上記のコースでは、都市鉄道1号線(LRT-1)、2号線(LRT-2)、3号線(MRT-3)を含む様々な鉄道運営会社の職員が、列車運転、システム保守、旅客扱い、発券業務、などに関する訓練を受けました。

ハイメ・バウティスタ運輸省長官は式典の中で、将来の鉄道リーダーである受講生たちのコース修了を称えるとともに、輸送サービスの向上と社会経済発展の促進には、高度な鉄道人材の育成が不可欠であることを改めて強調しました。

同長官はまた、「我が国の交通システムを世界水準に引き上げるにあたり、鉄道事業者の技術レベルも引き上げなければならない。鉄道は誰にとっても利用しやすく安全でなければならない。PRIを通じて、フィリピンの鉄道産業を活性化させる新世代の人材を育て、ひいては国の社会経済発展に大きな弾みをつけたい」と述べています。

当プロジェクトによる専門家チームの支援を受けながら、PRIは鉄道研修機関として、人材育成、知識・技能の向上に取り組んでいます。同センターは、鉄道輸送の未来を形作る上で極めて重要な役割を果たしており、国の交通インフラの持続的な発展に貢献しています。

式典の様子

式典の様子

修了証の交付

修了証の交付

修了生たち

修了生たち