マルチステークホルダー会合での発表

EITI参加国は、四半期ごとにマルチステークホルダー会合を開催して、EITIに関連する活動に関して実施政府機関・採取企業・市民団体が合議して意思決定することが規定されています。2019年度第3回マルチステークホルダー会合は10月11日に開催されました。現地活動中の専門家もオブザーバーとして参加して発表を行いました。

専門家からは、これまでのプロジェクト活動の進捗を報告しました。報告のために動画を製作し、カウンターパートの一つである石油省に対するセミナー開催、PNGEITI報告書の質の向上に向けたセミナーの開催、広報にかかる宣材作成への支援など、これまでに実施したプロジェクト活動の状況や今後の活動予定を報告しました。

マルチステークホルダー会合の参加者からは、本プロジェクトを通じた石油省の参加や報告書作成にかかる理解とプロセスの向上・改善が図られたとの評価を受けました。

このほか、第3回マルチステークホルダー会合では、2019年末発行予定の2018年度版PNGEITI報告書発行および、2020年4月末実施予定のEITI本部による検証（Validation）に向けた準備を行うために、テクニカル・ワーキンググループを発足することが承認されました。