2018年PNGEITI報告書のレビュー会合への参加

2019年11月29日

プロジェクトチームは、報告書の報告機関となる政府機関・政府企業・採取企業から構成されるテクニカル・ワーキンググループ(TWG)による2018年PNGEITI報告書ドラフトのレビューを目的とした会合に参加しました。会合はマダン州の州都マダンで行われ、総勢19名が参加しました。

会合では、参加者がそれぞれの視点から、11章、約200ページの分量を持つドラフトの修正点や改善点を指摘し、それらをPNGEITI事務局が取りまとめました。PNGEITI事務局は、取りまとめ結果を後日、報告書の作成を担当している独立管理人に対して提示することになっています。

各参加者からは、政府の情勢、報告されているデータ、報告する費目の定義などの修正点や文章の記述の正確性についての改善点などが指摘され、報告書全体の質向上に向けた活発な検討が行われました。

プロジェクトチームからは、2017年のvalidationの改善事項に基づく修正点と改善点、特にEITI加盟国が達成すべき要件である「網羅性」の向上が重要であることを強調しました。

会合は、各報告機関が一堂に会することで、ドラフトの改善点の意識合わせや、必要となる報告事項について各報告機関の間で調整を行う機会を提供し、報告書の質の改善に向けて、大きな成果を挙げました。

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2018年PNGEITI報告書レビュー会合の様子