鉱業/石油業会議・見本市への参加

2019年12月5日

2019年12月3日~2019年12月5日

プロジェクトチームは、首都のポートモレスビーで開催されたPNG鉱業/石油業会議・見本市(Papua New Guinea Mining and Petroleum Conference and Exhibition)に参加しました。この会議・見本市はPNG鉱物資源石油会議所が主催し、オーストラリアとPNGで交互に毎年開催されるものです。PNGの採取産業セクターの1年を締めくくり、主要プロジェクトや業界の動向の情報共有、ESG貢献やダイバーシティ向上の取り組みの紹介、関係機関どうしのネットワーク構築の場として例年大規模に行われ、今年は国内外から約300名の採取産業関係者が参加しました。

プロジェクトのカウンターパート機関であるPNGEITI事務局も、毎年展示ブースを出展し、PNGEITIに関するパンフレット、スライドショー、報告書、ノベルティーグッズ等を活用して、広報活動・情報発信を行っています。プロジェクトチームも、宣材の更新等を支援しました。

期間中のプログラムでは、同国の財政事情を踏まえ、首相と財務大臣より、社会経済発展のための採取産業セクターの貢献に対して、大きな期待を寄せているといったメッセージが発信されました。

また、今回はPNGEITI事務局としては初めて、Lucas Alkan事務局長がシンポジウムのパネリストとして登壇しました。事務局長からは、PNGの採取企業セクターの発展に向けたEITIやPNGEITIの位置づけについて発言があったほか、毎年公表するEITI報告書が、資源収入の透明性と信頼性を向上させ、PNG採取産業への投資を呼び込み、その結果として国の発展に大きく貢献することにつながるというメッセージもありました。また、シンポジウム後の質疑応答では、多くがEITIに関する内容であったことから、会場でのEITIの活動に対する高い関心がうかがえました。

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PNGEITI事務局長登壇の様子

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鉱業/石油業会議・見本市の様子