ステークホルダー・シェアリング・ワークショップの開催

2016年3月10日

2016年3月10日に首都キガリ市において、本プロジェクトのベースライン調査結果の共有および地方給水施設の運営維持管理体制の改善に向けた関係者との協議を目的としたワークショップを開催しました。
本ワークショップには、水質基準等の国家基準を定めるルワンダ基準委員会、給水事業体のサービス水準を規定するルワンダ公共サービス規定機関、ルワンダの水分野で活動をする国際NGOや国連機関、さらに、中央省庁など様々な機関から総勢約30名が参加し、地方給水施設の運営維持管理にかかわる様々な問題点について活発な議論がされました。中でも、水質のモニタリング体制については参加者間でも喫緊の課題として認識され、今後財源を明確にしながら実現可能な枠組みを試行していくことになりました。さらに、ルワンダではこれまでに井戸や湧水については詳細な施設調査が実施されてこなかったことから、879施設を対象とした本プロジェクトのベースライン調査の結果は関係者から高く評価され、活発な質疑応答や意見交換がされました。

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カウンターパート機関の水衛生公社・地方給水局局長による挨拶

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日本人専門家チームによるベースライン調査結果の発表