日本人専門家再赴任後のティエス州訪問

2020年12月23日

セネガル含むアフリカ各国でのCOVID-19感染拡大の問題を受け、2020年4月から日本人専門家が日本に退避し、約7ヶ月間遠隔で活動してきました。退避期間中は、遠隔でプロジェクト関係者と共にワークショップを実施したり、前回の報告の通り、テレビやラジオ放送での啓発活動など実施したりしてきましたが、11月末に日本人専門家がセネガルに再赴任することができ、プロジェクト活動が本格的に再開しました。

再赴任後直ちに、保健省カウンターパート共に直接介入州4州の訪問を調整し、最初の訪問先として、12月15日~16日の2日間首都ダカールから車で約1時間半の場所に位置するティエス州のプロジェクト関係者を訪問しました。この訪問は州や病院の来年の年間業務計画案にプロジェクト活動を含めていくように調整すること、現在改定中の研修モジュール案に対する意見交換、そして、研修実施の方法などについて話し合うことが主な目的でした。

今回の訪問は最後の訪問から約10カ月後の訪問となりましたが、ティエス州のプロジェクト関係者から歓迎され、前向きな意見交換が出来ました。また、産科病棟に必要な機材,COVID-19感染防止用資材、並びにプロジェクトロゴ入りにユニフォームやTシャツなどを供与するができました。

今後、他3州を同様に訪問し、関係者と意見交換しながら、来年の春実施予定の研修に向けて準備していく予定です。

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