研究活動に関する会議

2021年4月27日

プロジェクト活動の一つに4つの大学と協働での研究活動があります。直接介入州にあるティエス・サンルイ・ジガンショール大学に首都ダカール大学が加わり、保健省母子保健局と共に一つのテーマを決めて協力して研究を行っていきます。

今年2月にワークショップを行った後、セネガルのコロナ感染拡大、政治的不安定な問題などが重なり活動が中々進んでいませんでしたが、4月16日に4つの大学と州医務局を繋いでズーム会議を実施しました。今回はテーマを「母・新生児死亡について」とし、目的は「対象地域の病院における妊産婦および新生児の死亡率の決定要因の分析」と暫定的に決めて実施していく予定が決定しました。また、4大学から研究を実際に遂行する教授や医師が選出されました。今後はプロトコールを作成して研究を行っていきます。

この会議に際し、プロジェクトマネージャーである母子保健局長は、母新生児課の若手であるKhadissatou Diagne医師を「研究活動コーディネーター」として正式に任命しました。公衆衛生学修士を持つDiagne医師は、「私は研究が好きだし、私が大学で研究を実際に教わった教授達とまたこうして仕事ができることが嬉しい。」と話していました。今後、結果をエビデンスとして示せるように活動を進めていく予定です。

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