リスペクトフルケア研修モジュール最終化ワークショップ

2021年8月2日

2021年6月から7月にかけて、隔週でワークショップ開催が続きました(8週間)。中心の議題は、今後開始する予定である研修モジュール改定の最終化に向けた議論です。フェーズ2までと異なり、フェーズ3ではプロジェクトスコープの中に病院が新しく加わったことから、病院からヘルスセンター、ヘルスポストに勤務する助産師、教育機関に勤務する助産師、そして医師らが研修対象者となります。

そのため、フェーズ2でこれまで実施してきた5S改善のモジュール内容を院内感染対策に変更しました。また、妊娠・出産・産褥(新生児)期のケア内容を、病院で実施している内容を追加することも行いました。そして、ヘルスシステムの縦のラインを結ぶ搬送に関するケア、教育機関と医療機関を繋ぐ臨床実習について研修内容に追加しています。

直接介入州4州の州医務局、病院、看護助産学校、大学の関係者、そして産婦人科会や助産師会などの専門職団体関係者らがダカールに集合し、2回に渡って議論を重ね、7月30日に最終化することができました。

8月後半から、新しい研修モジュールを使用したトレーナー研修を行い、各州で研修を順次実施していく予定です。

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グループワークで司会を行う菊地専門家

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中村専門家、橋本短期専門家含めた集合写真