リスペクトフルケア　トレーナー研修

2021年9月6日～10日、13日～17日の2回に渡り、リスペクトフルケア研修のためのトレーナー研修が行われました。今回の参加者は、タンバクンダ州とジガンショール州の行政、病院、学校に勤務する医師や助産師長などの助産師たちです。トレーナーは常に私たちのそばで一緒に働いている母子保健局・母新生児課の課員、保健社会活動省の人材局など保健省の他部署の方々、助産師や産婦人科協会の私たちの大切な協力者です。この研修は、菊地長期専門家，中村長期専門家、そして研修マネージメントの枠で3か月プロジェクトを支援いただいた橋本短期専門家が万全の準備をして実施に至りました。

開会式や閉会式には、保健社会活動省のアドバイザーとして勤務されている野田先生がお忙しい中駆けつけてくださり、リスペクトフルケアの歴史についてお話をいただき、研修を盛り上げていただきました。
今回参加者として参加した方々が、それぞれの州で開始するトレーナーとなります。皆さんすでにトレーナー経験も豊富であり、参加型で和気あいあいと活発な意見交換を行っています。自分たちが教えるときに何が問題となるのか、実際に演習を実施しながら理解していきます。
2州に渡って研修を行い各州20名程度のトレーナーを育成し、10月からまずタンバクンダ州で、その後ジガンショール州で研修を進めていく予定です。