ジガンショール州におけるリスペクトフルケア研修

2021年12月9日

2021年11月15日~19日、22日~26日、11月29日~12月3日の3回に渡り、助産師を対象としたリスペクトフルケア研修をジガンショール州で開催しました。前回お話をしましたタンバクンダ州に次いで2州目の研修になります。各週、母子保健局・母新生児課の課員1名とプロジェクトから日本人専門家とナショナルスタッフが参加し、講師の説明に補足を加えたり、演習で指導したりと、ジガンショール州の講師たちと協働しました。参加者は病院や保健センターに勤務する助産師、総勢60名でした。

12月は各パートナーの年度末にあたるため、州や母子保健局では活動が目白押しです。忙しい中駆けつけてくださったジガンショール州医務局長からは、研修で学んだことを各勤務場所で実践していくことの必要性について話してくださいました。

今回の研修中に州副知事への面会もできました。JICAで実施している活動全般への感謝の言葉をいただいた他、プロジェクトに対して、今後保健センターだけではなく保健ポストにも活動を広げてほしいという希望が聞かれました。

タンバクンダ州と同様に1名の参加者は生後1か月の赤ちゃん連れであり、2名が妊婦さんでした。修了式は歌と踊りで明るく終了しています。来年2月にはスーパービジョンを行う予定で、今回の研修が勤務場所でどのように活かされているのかを確認する予定です。

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新生児蘇生を演習する研修生

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骨盤モデルを使用して説明する講師