新しい浄水場運用開始に向けたOJTの開始

2023年1月11日

無償資金協力「ジュバ市水供給改善計画」により新たに浄水場(10,800立方メートル/日)、給水車給水所や公共水栓の建設が完了し、運用開始に向けた実地訓練(On the Job Training。以下、「OJT」という。)が始まりました。施設建設には二度に渡る内戦やコロナ禍の影響により約10年を要し、ついに住民が待ち望んだ給水開始が目前に迫っています。この施設によりジュバ市の約35.5万人が安全な水にアクセスできるようになります。

OJTは2023年1月11日から24日までの12日間、南スーダン都市水道公社が施設の適切な運転と維持管理を自ら行えるよう実施されています。まずは、浄水場の運転方法を教えています。水道公社の職員一同、施設の運用開始に向けて一丸となってOJTに挑んでいます。本プロジェクト専門家は、1月27日に施設が水道公社に引き渡された後、スムーズに本格運用ができるよう支援しています。

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新施設の説明

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取水口の点検方法

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浄水場での実地訓練

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操作方法の説明