第二回合同調整委員会を開催しました

2017年3月14日

2017年3月14日に、プレトリアの社会開発省でプロジェクトの第二回合同調整委員会を開催しました。第二回合同調整員会には、社会開発省の行政官やコミュニティの障害者などプロジェクト関係者30名が参加し、1)プロジェクト活動の進捗のモニタリング評価、2)プロジェクトデザインマトリックス(Project Design Matrix:PDM)の指標の設定、3)2017年度活動計画、について活発な議論が行われました。

プロジェクト活動の進捗については、プロジェクトサイトのあるリンポポ州の社会開発省行政官ジョアンナさんが報告しました。また、本邦研修に参加したジュダスさんは、本邦研修で学んだことや、これまで村で実施した活動などを報告しました。

ベースライン調査の結果については、プロジェクトマネージャーであるマンティピさんが報告しました。ベースライン調査の結果から、90%以上の障害者が働いていないことや約50%の障害者が他者から尊敬されていないと感じていることなど、障害者が直面している様々な課題が明らかになりました。

ベースライン調査の結果を踏まえ、障害者のエンパワメントや障害者の社会参加促進のための障害主流化やアドボカシー活動に重点が置かれた2017年度の活動計画が発表され、参加者によって承認されました。プロジェクトは、承認された活動計画をもとにプロジェクトサイトでの活動をさらに進めていく予定です。

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第二回合同調整委員会の様子

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本邦研修の報告をするジュダスさん(右から2人目)