SHEPワークショップに参加!

2017年11月15日

2017年11月13日〜15日

リンポポ州ベンベ郡のソーシャルワーカー、障害者作業所フォーラム代表、上岡廉専門家が、リンポポ州ポロクワネで開催されたSHEPワークショップに参加しました。

SHEPアプローチとは、JICA がケニアで行った技術協力プロジェクト「小規模園芸農民組織強化計画」で生まれた取り組みで、農業をビジネスとして捉え、作ってから売り先を探すのではなく、売り先を考えてから作ることで、所得の向上を目指します。ワークショップではSHEPのコンセプトを学ぶだけでなく、参加者自身が市場調査を行い需要を知る参加型エクササイズがある実践的な内容となっています。

プロジェクトサイトのあるリンポポ州ベンベ郡には、障害者の自助グループや作業所など農業活動に取り組む障害者が多くいますが、生産された野菜は自家消費されることがほとんどで、障害者の所得向上につながっていないのが現状です。

SHEPワークショップに参加したソーシャルワーカーと障害者作業所フォーラムの代表は、市場の需要に合わせて売れる農産物を作る重要性がわかった。障害者たちと一緒に市場調査を行い、一緒に作る作物を決めていきたい、と話してくれました。

【画像】

市場調査を行う参加者

【画像】

SHEPのインパクトを説明する農家女性(中央)