ピアカウンセラー育成研修を開催しました!

2018年1月31日

2018年1月30日、31日

リンポポ州ベンベ郡コリンズ・チャバネ市の障害者リーダー10名を対象に、ピアカウンセラー育成研修を実施しました。草の根技術協力事業「アクセシブルなまちづくりを通した障害者自立生活センターの能力構築」(以下、草の根技協)が育成したピアカウンセラーで、電動車いす使用者のジュライさんがファシリテーターを務めました。

昨年12月に沖縄で行われた国別研修で、リンポポ州からの参加者は、障害者自助グループを18の村に拡大し、それぞれの村でピアカウンセリングを行なう活動計画を作成しました。ピアカウンセラー育成研修は、リンポポ州の障害者リーダーたちが自分たちでピアカウンセリングを行えるようになることを目的として開催されました。

研修は1月30日にマラムレレで行われ、参加者のほとんどはすでにピアカウンセリングに参加したことがあったため、ファシリテーターが参加者にピアカウンセリングの意義や内容を聞き、参加者が自身の言葉で回答する対話型で行われました。また、実際に参加者がピアカウンセリングをファシリテートする練習も行いました。

翌1月31日には、マクレケ村を訪問し、ピアカウンセラー育成研修の参加者たちが、マクレケ村の障害者を対象にピアカウンセリングを行いました。マクレケ村に住む障害者ビクターさんは、「ピアカウンセリングを通じて、とても勇気付けられました。他の村の障害者たちに今日学んだことを伝えたいです」と話してくれました。また、ピアカウンセリングを実施したロナウドさんは、「他の村でもピアカウンセリングを行なう自信がつきました」と話してくれました。

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ピアカウンセラー育成研修の様子

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マクレケ村でのピアカウンセリングの様子