第1回水利用者との意見交換

本プロジェクトでは、PDM（プロジェクト・デザイン・マトリックス）の成果4に水利用者とのコミュニケーションの促進が明記されています。これは、スーダンの水道事業の主体である州水公社の最も不得意とする分野であり、これまで州水公社は水利用者とのコミュニケーションをほとんど実施していなかったことが背景としてあります。
そのため、5月13日にカッサラ州で、また、5月15日に白ナイル州で第1回の水利用者との意見交換会が開催されました。この意見交換会には州水公社、水利用者、日本人専門家他が参加しました。そして、水利用者からは現状の州水公社の水道サービスに対する様々な意見や要望が出されました。
本プロジェクトでは、水利用者とのコミュ二ケーションの構築が極めて重要であり、プロジェクト期間中に顧客である水利用者の満足度を高める取り組みが予定されています。