第一回テクニカルワーキンググループ(TWG)開催し、今後の対象県間における活発な意見交換の足場を設けました

2017年9月28日

9月27日にハトロン州保健局にて、第一回テクニカルワーキンググループ(TWG)を開催しました。本会合は、ハトロン州内の対象県における活動の進捗状況を共有し、問題や課題の対処を協議すること、また、普段行き来が容易でない対象の地域間の交流や、タジキスタンでは上からの指示に基本的に従うという組織的な文化も依然として強いため、上下の交流を促すことで上意下達の弊害を解消し、お互いの気づきや視野を広げること、モチベーションを高めることも目的として三ヶ月に1回程度に開催するものです。

当日は、午前中から突発的な停電となり、会議中は急遽、事務所に設置された発電機を用いての開催となりました。司会は州保健局副局長が務め、参加者は対象県の中央病院長、産科部長、プロジェクト団員、JICA関係者等、合計24名に上りました。プロジェクトメンバーの紹介後、プロジェクト総括から本プロジェクトに対する概要説明、プロジェクトの組織、活動計画、ベースライン調査に関する説明を行いました。その後、参加者の中で各病院施設の現状を踏まえた今後の改善すべき点、日本人専門家が調査すべき点等に対して、活発な意見交換があり、このプロジェクトに対する参加者の意気込みを改めて感じました。

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