No.22:改良O&ODが一足先に全国の舞台へ。特集記事を全国6紙で掲載

2020年3月1日

全国指導会議がスタートした2020年1月から2ヶ月弱経過した3月初旬。
雨季に入る直前のアルーシャに滞在中にそのニュースは飛び込んできました。

技術協力の対象国で展開されている取り組みについて、JICAの在外事務所で定期的に現状報告も含めた紹介を現地で行っているところ、今回は地方行政セクターにあたる当プロジェクトについての特集が組まれたとのことでした。約2ヶ月かけて準備してきた改良O&ODの記事が、全国の主要新聞社6紙に2面通しで掲載されることになりました。

記事では、「村の自助努力活動」や「地域協働」をキーワードに、本プロジェクトが地域開発を成功に導いた秘訣や、行動の引き金となった背景を事例に照らしながら紹介していました。
この特集が記載された3月3日は指導会議中であったため、会議参加の指導者の中には昼休憩中に新聞数紙を購入し、ランチ後に記事に目を通す姿があちらこちらで見られました。

プロジェクト期間も残り1年を切りました。政治家、行政官、村住民等、様々なタンザニア国民の方に改良O&ODの考え方が浸透していくことを期待しつつ、現在進行中の全国指導会議を、チーム全体で進めていきます。

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特集に目を通す州事務所職員(2020年3月3日、アルーシャ州事務所)

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記事に目を通す地方自治研修所の講師(2020年3月3日、アルーシャ州事務所会議場)

下図は英字新聞The Guardianとスワヒリ語の国内紙Nipashe。

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The Guardian(英字新聞)

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Nipashe(国内紙)