社会疫学とソーシャルマーケティングワークショップをバンコクで開催

2017年9月14日

2017年6月28日から3日間、社会疫学とソーシャルマーケティングのワークショップをバンコク市内で開催しました。

効果的に情報を伝え、国民をより健康な行動へと行動変容を促すという大きな課題に取り組むため、保健医療従事者、保健分野行政官等を対象として、ソーシャルマーケティングとヘルスコミュニケーションのスキル強化プログラムを実施しました。

ハーバード大学公衆衛生大学院からは世界的に著名なイチロー・カワチ教授とKasisomayajula Viswanath教授の二名をお招きし、個人の健康を決める社会的決定要因や行動経済学、ヘルスコミュニケーションについて講義をいただき、大変貴重な機会となりました。また、エビデンスにもとづいた国民の行動変容につなげるプログラムやキャンペーンの仕方についても、知識・経験豊かな講師によって民間の知見も共有されました。参加者が改善したいトピックを選びケーススタディを行う実践的なグループワークなど、多岐にわたるプログラムを提供しました。

今回のワークショップには約60名の参加者が集まり、その多数からワークショップで得た知識・経験は、実際の仕事に適用・活用でき大変有益であると高い評価を得ました。

大好評を得た今回のワークショップのモメンタムを維持し、継続的な能力強化を提供するため、より魅力的な第2回ワークショップの開催に向けての活動を始めています。

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