医療費データの分析に関する共同研究ミーティング

2020年2月13日

タイの国民医療保障機構(National Health Security Office:NHSO)の研究チームは、2020年2月12日から13日、タイ国内ノンタブリー県において、日本を代表する医療費データ分析の研究チームと、NHSOの現在の研究の関心事や、今後の研究計画について話し合いました。

現在NHSOは、研究力を向上させるため、大学や研究機関とのさらなる協力を模索し続けています。このミーティング中、両者間で、医療のより良い実践と医療サービスの質の向上を目指すための、病院からの医療費請求データと患者データの分析について、意見交換をし、経験を共有しました。

日本の研究チームは、タイ側からの研究提案があった、脳卒中患者の亜急性期における医療費データにかかる事例研究について、アドバイスを行いました。また日本側は、NHSOの誇るデータプラットフォームと、研究の優先課題について学ぶ機会を得たと同時に、タイの研究推進に向けたキャパシティービルディングについて、助言しました。

会議は実り多いものであり、両者はプロジェクト期間内に、ワークショップと、政策コミュニケーション(データ解析結果をどう政策に繋げるか)に関するセミナーを開催することに、合意しました。

本プロジェクト(通称GLO + UHC)は引き続き、日タイの学びあいの機会と協働を支援してまいります。

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