プロジェクトPhase1を総括する最終Joint Coordinating Committee (JCC)ミーティング

2020年6月29日

GLO+UHCプロジェクトの第5回Joint Coordinating Committee(JCC)meetingが2020年6月30日、タイ保健省にて開催されました。

フェーズ1での最終JCCとなるこのJCCは、Dr. Suwit Wibulpolprasert(タイ保健省、事務次官オフィスアドバイザー)とDr. Jadej Thammatacharee,(タイ国家保健保障局、副長官)が共同議長となり開催されました。新型コロナウイルス(COVID-19)対応のため、日本からの参加者やタイの関係者の一部は遠隔会議方式で本会議に参加しました。

JICAの戸田隆夫 上級審議役が冒頭で挨拶し、フェーズ1を通じてのプロジェクト成果達成について関係者各位に感謝の意を表すとともに、グローバルヘルスセキュリティーとUHCに係る整合性の重要性を強調しました。Dr. Jadejは、COVID-19のような疾病の世界的な感染流行の発生に対してタイとして対処する際に助けとなるUHCの重要性を指摘しました。Dr. Suwitはグローバルヘルスセキュリティーに寄与した世界的な感染流行に関するタイと日本の対応についてや、プロジェクトの成果、特にマヒドン王子賞会議(PMAC)などの世界レベルの会合や会議の貢献を称賛しました。
本JCCには、JICA本部から吉田友哉 人間開発部次長と葦田竜也 人間開発部保健第四チーム課長、及びJICAタイ事務所からは宮崎桂所長も出席しました。

本JCC会議は、4年間に亘るプロジェクトの活動成果を取り纏めるために実施されましたが、パートナーシッププロジェクトとして、長年の協力の後に、日タイ双方がプロジェクト成果、目標と目的を確認する良い機会となりました。さらにこの会議では、次期のプロジェクトである第2フェーズの準備についても協議しました。タイと日本は両国に於けるUHCを強化するために緊密な協力関係を継続すること、並びに他参加国でのUHCを促進する事について合意しました。

GLO+UHCプロジェクトの第2フェーズは2020年10月に開始予定です。

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