上智大学(Sophia Global Education and Discovery Co., Ltd.)との連携プログラム実施

2021年2月18日

2021年2月18日、JICAタイ事務所と上智大学(Sophia Global Education and Discovery Co., Ltd.)、当プロジェクトとの連携プログラム(オンライン国際機関研修)にて、尾﨑専門家による当プロジェクトの活動紹介を行いました。また、本プログラムではオンラインフィールドワークとして、内務省コミュニティ開発局(以下、CDD)本局、同局サムットプラカン県事務所の協力により、当プロジェクトサイトの地域コミュニティと日本にいる大学生をつなぐことで、学生たちとプロジェクト実施者・受益者との交流や学びを深める機会を提供しました。

当日のオンラインフィールドワークでは、CDDサムットプラカン県事務所のスカンダ所長をはじめ、当プロジェクトが実施した本邦研修の帰国研修員(第1期)であり、D-HOPEアプローチのCDD政策への導入時の立役者であるパチャリン氏(現CDサムットプラカン県バンボー郡事務所長)の協力のもと、同県ピカ村にて、D-HOPEチャンピオン(コミュニティ起業家)のポーンピモン氏によるオンライン体験プログラムを実施しました。
コロナ禍でコミュニティ起業家となった同氏は、今回のオンラインフィールドワークで、コロナ禍で現地訪問できない日本の大学生15人に向け、オンラインによるパッタイ(タイ焼きそば)づくり体験の提供に初挑戦しました。当日は学生たちの好評を博し、2000バーツ(約7000円)の体験収入を上げることができました。同氏は「D-HOPEへの参加は、改めて地域コミュニティの団結を生み出した。漁師であろうが、農民であろうが、自分が得意なことを生かして、チャンピオンになることができる」と語ってくれました。

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サムットプラカン県におけるD-HOPEアプローチの実施状況を語るスカンダ所長

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オンライン講義に耳を傾ける日本の大学生ら

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オンラインパッタイづくり体験の様子

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大学生のインタビューに答えるコミュニティ起業家

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ファシリテーターを務めるパチャリン郡所長(帰国研修員)

【画像】集合写真(コミュニティ起業家、CDDとJICAによるプロジェクト関係者、日本の大学ら)