オンライン協議によるプロジェクト活動の継続

2020年12月8日

新型コロナウイルス感染症の蔓延により、海外への渡航が制限されている間も、プロジェクトの動きをできる限り止めないために、カウンターパート機関や現地のスタッフとの定期的な協議を、オンラインで継続しています。

パイロットプロジェクト対象交差点の改良内容

実施機関であるバンコク都が作成した信号灯器図面や路面標示図面について、オンライン協議を通じて内容の確認を進めています。オンラインでは、直接図面を確認したり、図面を持って現地を一緒に確認できないため、的確な修正の助言を行うことが難しい中、事前に、現地のスタッフを通じて状況を把握し、資料を共有したり、会議中に画面を共有したりすることで、意思の疎通を図っています。

BMAの光ファイバーケーブルの確認

パイロットプロジェクトで導入する面的交通管制(ATC)システムでは、バンコク都の光ファイバーケーブルネットワークに接続することを想定しています。現在、使用予定のネットワークに不具合が確認されているため、その詳細の確認を、現地の通信設備管理会社に技術指導をしながら行っています。この調査が終わり次第、必要な修復作業をバンコク都が行えるように、バンコク都の交通運輸局交通システム課を通じて、関係部局との調整を行っています。

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オンライン会議の様子(バンコクのプロジェクトオフィス)

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オンライン会議の様子(東京のオフィス)

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光ファイバーケーブルネットワークの確認作業