交通信号制御シミュレーションに関する研修の実施

2021年11月18日

2021年11月18日、日本人専門家とタイ国立開発行政研究院(National Institute of Development Administration, NIDA)は、“交通信号制御シミュレーション”に関する研修を、ATCシステムの運用・維持管理体制に関する能力強化の一環として、バンコク都(Bangkok Metropolitan Administration, BMA)と国家警察庁(Royal Thai Police, RTP)の職員に対して実施しました。

当日は、NIDAのSarawut Jansuwan助教が研修の講師を務め、以下の内容に関する講義と質疑応答を行いました。
・交差点と交通信号制御の基本的な考え方
・感応信号制御、連携信号システム
・高度交通システム:車両検知器、動的交通管制
・パイロットプロジェクト(Phaholyothin通り-Rama 6 通り)のシミュレーション結果
・交通信号の最適化シミュレーション:単独・連続交差点

【画像】

BMAの交通局長の Prapas Lueangsirinapha 氏による開会の挨拶

【画像】

Sarawut Jansuwan准教授や日本人専門家、BMA交通局職員、パヤタイ交通警察署とバンスー交通警察署の職員らが研修に参加