第5回 合同調整委員会が開催されました。

2022年8月23日

2022年6月7日、第5回合同調整委員会をバンコク都(Bangkok Metropolitan Administration, BMA)の交通局で開催しました。合同調整委員会は、プロジェクトの進捗の共有と懸念事項の協議を行うために定期的に開催しています。

会議の議長を務めたBMAの交通局副局長のThaiphat TANASOMBATKUL氏は、開会の挨拶の中で、バンコク都の新しい知事が交通を重要政策課題の一つとして取り上げていることに触れ、特に、新しい技術を活用した安全かつ効率的な交通の実現が重視されており、本プロジェクトへの期待も大きいことが述べられました。続いて、タイ国国家警察庁(Royal Thai Police, RTP)警視のSuebsod SINGHSENI警部と、国際協力機構(JICA)の田中社会基盤部長から開会の挨拶がありました。

その後、BMA、RTP、及びその他タイ国関係政府機関、JICAタイ事務所、日本人専門家チームを含むプロジェクト関係者が以下の内容について協議を行い、合意されました。

  • 調査全体概要と活動ごとの進捗内容
  • BMA担当事項である信号機の設置と光通信ケーブルの設置、及び道路の路面表示の改良について、2022年度の予算内で実施する。
  • プロジェクトの期間を、2023年8月まで延長する。
  • 本邦研修を、COVID-19の感染状況を考慮し、2023年2月ごろの実施とする。

なお、COVID-19の感染状況を考慮し、会議はオンラインと対面のハイブリッド方式で開催しました。

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Thaiphat議長と議論をする田中部長

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プロジェクトの進捗説明を行うJICA専門家チーム