ホアビン省ダバック地区の新5コミューンで第2回モデル農家研修が開催されました

2019年8月10日

8月2日、台風7号(ウィパー)がベトナム北部のクアンニン省を直撃し、首都ハノイを含む周辺地域は強風と大雨に見舞われ、あちらこちらの道路が冠水しました。研修は8月4~7日の予定でしたが、ホアビン省ダバック地区の各コミューンへ行く道路は土砂崩れのため寸断され、研修チームは村へ入ることができませんでした。

道路の復旧を待つ間、研修チームは急遽予定を変更、モデル農家研修の代わりにホアビン省家畜衛生局スタッフへの指導者研修を実施することにしました。こうして8月4日と6日の2日間、ホアビンとダバック、それぞれの町で指導者研修が行われました。

8月7日にはダバック地区から一番近いヒエンルオン・コミューンへの道路が復旧し、モデル農家研修の初日を開催することができました。ベトナムではアフリカ豚コレラの感染が2月に初めて確認されて以来、これまでに1省を残してすべての地域でひろがっています。研修においても、モデル農家での感染を食い止めるためバイオセキュリティを徹底するよう繰り返し指導しました。

残る4つのコミューンでのモデル農家研修は、道路の復旧を待って、今回指導者研修を受講したホアビン省家畜衛生局スタッフによって無事終了しました。

文責:山岸信子(業務調整員)

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ホアビンとダバックのスタッフへ指導者研修を実施しました

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ホアビンとダバックのスタッフへ指導者研修を実施しました

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ヒエンルオン・コミューンでの研修

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他のコミューンでの進捗を熱心に確認するモデル農家の女性

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ヒエンルオン・コミューンでの研修、石灰は安価でかつ消毒に有効であることを繰返し説明します

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ムオンチエン・コミューンの研修はホアビン省家畜衛生局スタッフが実施しました