第1回 合同指導委員会(JSC)会議

2015年10月13日

2015年10月13日(月)に第1回合同指導委員会(Joint Steering Committee)を開催しました。参加者30名の内、ベトナム側から建設省の副大臣、成果1 品質管理及び成果2 安全管理を担当している建設工事品質管理庁(SACQI)の副局長、成果3 積算管理、成果5 契約管理を担当している建設経済局(CED)の副局長、成果4 技術評価を担当している建設工事管理庁(CAMA)の副局長を含む15名で、日本側からはJICAベトナム事務所、在ベトナム日本大使館、専門家を含む15名が出席しました。

ここで合同指導委員会の役割の説明を致します。合同指導委員会は、プロジェクトの進捗状況、重要事項やプロジェクトの円滑な実施に関わる決定事項や対策について協議を行なう場になっています。また、プロジェクトの進捗把握のため6ヶ月を目途に1度開催する予定です。

第1回目の会議では、プロジェクト開始の2015年の4月末から2015年9月末までの懸案事項について意見交換を行い、モニタリングシートの進捗と今後のスケジュールについて承認を受けました。具体的には、1)PDMに沿った進捗状況の報告、2)成果1~5の進捗状況の報告を実施しました。今後は、当初の予定より遅れているカウンターパートの人選や第1年次に作成する成果1 品質管理の標準品質管理計画書、成果2 安全管理の標準安全管理計画書及び成果3 積算管理の間接工事費用積算ガイドラインの作成を建設省の各担当部局と協議を重ねて活動していきます。

(注)PDM(プロジェクトデザインマトリックス)とは、プロジェクトの概要をコンパクトにまとめたものです。プロジェクトが行う活動、その結果である成果、めざす目標、さらに上位に位置する目標や外部条件、成果と目標の達成度合いを客観的に測定するための指標と、そのデータを得る手段が書かれます。

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第1回合同指導委員会(JSC)会議の様子