第1回 本邦研修

2015年11月28日

2015年11月15日(日)〜28日(土)に第1回本邦研修が実施されました。この技術協力プロジェクトでは、本邦研修を3回実施する予定で、日本が取り組んでいる制度や技術等の研修や現場視察を行い、研修生の能力向上を目的としています。参加者は、建設省から11名、建設コンサルタント協会(VECAS)とベトナム建設企業協会(VACC)から各1名の合計13名でした。ここで本邦研修の主な内容を成果毎に少し説明します。

研修生は、成果1 品質管理及び成果2 安全管理について、国土交通省関東地方整備局にて品質及び安全管理方法、検査方法、現場における運用・実施状況等を中心に、成果3 積算管理については、積算体系、積算方法等を、成果5 契約管理については、日本の契約方式等を中心に講義を受けました。また成果4 技術評価については、日本建設情報総合センターにて、業者選定、業者評価の考え方と公共工事発注に係る情報システム等の講義を受けました。

現場視察については、関東を中心に10箇所の現場を訪問し、日本のシステムや技術から学ぶことが多く、ベトナムでもこの経験を活かせるように努力していくとのコメントがありました。

また、一般財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)の月刊ニュースにも取り上げて頂きました。

研修最終日にJICA本部で開催された研修成果発表会も無事に終わり、活発な意見交換がされていました。

【画像】

【画像】

【画像】