アジア太平洋経済協力（APEC）の「持続可能な都市化」対話集会に参加

2017年11月ベトナム　ダナン市においてアジア太平洋経済協力（Asia-Pacific Economic Cooperation：APEC）首脳会議の開催が予定されており、その一環として第2回高級実務者会合（Second Senior Official Meeting）が5月9日から18日に亘りハノイで開催されました。その会合の中で5月14日ベトナム建設省（Ministry of Construction：MOC）が事務局及び議長となって、「持続可能な都市化に関する対話集会（APEC Dialogue 2017 on Sustainable Urbanization）」が実施されました。

1日の会議の様子は、午前と午後に分かれており、下記に示すとおりに実施されました。
午前の部：
1）MOC副大臣から基調報告
2）世界銀行及びアジア開発銀行のベトナム事務所から都市化に関する方針を説明
3）MOCの都市開発庁やシンガポールの政府機関等から都市化に関し現況及び改善策を説明
午後の部：
1）持続可能な都市化の事例研究や気候変動を考慮に入れた都市開発の在り方などの発表
2）日本からは経済産業省からの発表
3）全体会議で持続可能な都市化に関する基本方針の採択

この対話集会は本技術協力プロジェクトのC/PsであるMOCの国際協力局（International Cooperation Department：ICD）が事務局及び議長を務めたこともあり、プロジェクトから高田長期専門家と共に山内業務主任とローカル・アシスタントが対話集会に参加しました。

6月初旬　対話集会の議長を務めたICD局長から、APECベトナム特集版（APEC Specialized Issue of Viet Nam）にAPEC加盟国が実施中の協力事業として本技術協力プロジェクトを紹介したい旨連絡があり、プロジェクト概要の作成を要請されました。プロジェクト広報のいい機会であり、プロジェクトの背景、概要、進捗及び予想される成果について整理し、6月中旬MOCに提出しました。