橋梁補修OJT実施

2022年7月25日

プロジェクトでは、橋梁補修技術移転のため、既存の損傷した橋梁の補修を行う補修パイロットプロジェクト工事を実施中です。補修工事は、ザンビア国が費用を負担し、日本側は、専門家による補修設計、施工の支援を行い、技術指導を行い補修技術の移転を図ることを目的として実施されています。対象となる橋梁は、ザンビア国内にある既存橋梁の内、コンクリート橋、鋼橋、プレストレストコンクリート橋の3種類の異なった型式の橋梁を選定しました。工事中、RDAのカウンターパート、民間の建設会社技術者等、橋梁補修に関連した技術者を対象に現場研修を行います。2022年7月、第1回補修OJTとして、Luena橋(コンクリート橋)を対象として実施しました。コンクリート損傷としてコンクリート断面欠損、コンクリートひび割れ等に係る補修工法としてパッチング工法、クラック注入工法、クラック塗装工法を紹介しました。

参加者からは、初めての経験であったことから興味深く多数の質問が寄せられました。研修は3日間行われ講義、実地研修、討議それぞれ活発な意見交換がなされました。今後、更に補修工法毎に研修を継続していく予定です。

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1日目:参加者への補修工法に関する講義状況

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2日目:コンクリートパッチング実地研修

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専門家からクラックインジェクション工法の施工技術指導中

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参加者によるコンクリートクラック補修塗装実施中

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3日目:グループ毎に討議

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