ZIM-SHEPプロジェクトニュースvol.20「マショナランドウエスト州とマシンゴ州での普及員と農家向けプロジェクト説明会」

プロジェクトでは、5月に行われたプロジェクト事業地の選定会で選ばれた2州各3灌漑事業地において、普及員向けプロジェクト説明会が行われました。

説明会初日は、各地区の行政官と普及員が州都に集まり、プロジェクトの目的、方針や活動内容、これまでの実績等を本省のカウンターパートの経験談を交えながら、学んでいきます。

本省のカウンターパートからは、普及員に対しZiM-SHEPの一員として、チームとして活動をする大切さを伝え、SHEPの活動の中で、本省職員から普及員や農家までの、プロジェクトにかかわる各職員の役割と責任を明確に理解できるように導いていきました。一人一人が自分の役割と責任を理解することは、プロジェクトを効果的に実施し、プロジェクトの目標を達成させる重要なポイントの一つです。

その翌日から行われる事業地での農家向けの説明会では、普及員が月日をかけ作り上げた農家との関係性を尊重しながら、「SHEPとは何か。」「なぜクループで活動することが大切なのか。」などを、説明していきました。農家と普及員が「Grow to sell. Not Grow and sell.」を理解し、プロジェクトの活動を通して、農家が市場に参入していくための手法を学んでいくということも理解していきました。農家は「Grow to Sell」をスローガンとして、今後の活動を進めていきます。