【報告】栃木県立佐野高等学校 SGHクラブの皆さんがJICA筑波をご訪問!

2020年8月11日

訪問日:2020年8月4日(火)
団体名:栃木県立佐野高等学校SGHクラブ 生徒17名、引率の先生3名 計20名 
プログラム内容:JICA事業概要説明、ワークショップ、施設見学、青年海外協力隊体験談

栃木県立佐野高等学校SGHクラブの皆さんが、JICA筑波をご訪問。当日の様子をご紹介します。

【JICA事業概要・ワークショップ】

JICA事業概要・ワークショップ

ワークショップでの意見交換

始めに、JICA筑波スタッフがJICA事業概要について説明。引き続き、「アフリカの村の発展にはどのような支援が良いのか」を考えるワークショップを実施。生徒の皆さんが2人1組となって、意見をまとめ、発表しました。

ワークショップでは、自分の意見と相手の意見をすり合わせる過程で、相手の意見を尊重しながら、自分の意見を根拠・理由を示して伝えることを一人一人が工夫。有意義な意見交換だったようです。

発表では、感染症予防対策・SNSを活用したビジネスなど、社会情勢を反映したアイデア・意見もあり、身の回りの情報から想像力を働かせ、解決策を考えていることが感じられました。

SGHクラブは、普段から国際協力について学習しているそうです。生徒の皆さんの日頃の学習の積み重ねや、若者らしい柔軟な考えが十分に発揮・反映されたワークショップになりました。

【施設見学】

SDGs興味津々の生徒の皆さん

施設見学では、SDGs(持続可能な開発目標)に関する教材展示、民族衣装コーナー、ほ場などをご案内。

生徒の皆さんは、世界の国々のSDGsの達成状況などについて、楽しみながら学んでくれたようです。

【青年海外協力隊体験談】

青年海外協力隊体験談

青年海外協力隊体験談では、マレーシアの青年海外協力隊経験者であるJICA筑波スタッフが講師となり、現地の活動の様子を紹介しました。

SGHクラブの皆さんは、マレーシア・サワラク州の高校生と国際共同研究を行っており、現地の事情についてさらに理解を深めたようでした。

生徒の皆さんからは、現地の高校生とうまくコミュニケーションをとる工夫について質問があり、講師から体験に基づいたアドバイスを受けていました。

【施設訪問を振り返って】

JICA筑波入り口で記念撮影

最後に、生徒の皆さんから、今回の訪問で気が付いたこと、学んだことについて発表がありました。
生徒の皆さんの声を一部ご紹介します。

・ワークショップでは、当事者の立場になって考えることができた。
・ワークショップや青年海外協力隊体験談を聞いて、何事にも私たちがどのようにしていけばいいのか考え続けることが大事だと思った。
・マレーシアやスリランカの研究をしているので、国際的な視点でこれからも考えていきたいと思った。
・青年海外協力隊体験談を聞いて、人間の地域開拓が動物に悪影響を及ぼさないよう、環境への配慮が大事であるということを知った。

佐野高等学校SGHクラブの皆さん、是非またJICA筑波にお越しください!

※JICA筑波では、感染症予防対策をとったうえで施設訪問をお受けしております(以下ご参照)。