概況

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センターの設立

昭和55年(1980年)に、筑波研究学園都市の南部に筑波インターナショナルセンターが、また、昭和56年(1981年)に筑波国際農業研修センター(茨城県内原町より移転)がJICAの国内機関として設立されました。

さらに、平成8年(1996年)に、筑波インターナショナルセンターと筑波国際農業研修センターが発展的に統合し、JICA筑波が発足し、今日に至っています。

JICA筑波は、農業関連の実習・実験施設、圃場を始め、講義室等の研修施設と195名収容の宿泊施設を有し、独自の研修施設を活用した農業分野のほか、筑波研究学園都市内の研究機関等の協力を得て、開発途上国の人材育成を目的にした研修を主要業務としています。

「環境共生」、「最先端科学技術」といった地域特性を活かし、開発途上国の多様なニーズに対応した研修に数多く取組んでおり、年間約120カ国から1,000名以上の研修員を受け入れています。

また、茨城県、県内各市町村、大学、地元の様々な団体と連携を図りながら、地域に根ざした活動(市民参加協力事業)にも力を入れています。

JICA筑波は、こうした活動を通じて開発途上国との架け橋として、また、茨城県にJICAの拠点として活動しています。