【研修員の学校訪問報告】アジア・中南米と日本の文化・生活を学び合い、楽しく交流~茨城県立藤代高等学校~

2020年10月1日

9月10日(木)、JICA筑波に滞在中のアジア・中南米地域の研修員16名が茨城県立藤代高等学校を訪問。研修員たちそれぞれの出身国、日本・茨城県の文化・習慣・観光地などについて、互いに写真・動画を交えて説明し合い、楽しく有意義な時間を過ごしました。当日の様子をご紹介します。
※この訪問は、同校の「インターナショナルデイ」のプログラムの1つとして企画・実施され、同校のホームページでもご紹介いただきました(リンク参照)。

【研修員の出身国紹介】

出身国を紹介する研修員

プログラムの冒頭では、校長先生から研修員へ歓迎のご挨拶がありました。その後、研修員たちは「国際教育委員」の生徒さんのご案内で、生徒の皆さんが待つ教室へ向かいました。
教室到着後は、「複数の生徒+研修員1名」のグループに分かれ、自己紹介を行いました。研修員は、出身国の概要、食べ物、伝統舞踊、スポーツなどについて写真や動画を交えて説明。一生懸命に話を聞く生徒の皆さんの表情が印象的でした。研修員は生徒の皆さんからの質問にも丁寧に答えていました。この説明で、生徒の皆さんは、日本から遠く離れた国の文化や生活を、少し身近に感じてくれたのではないでしょうか。

【生徒による日本の観光地の紹介】

生徒による英語でのプレゼンテーション

次は、生徒の皆さんによる県の観光地の英語での紹介がありました。観光地は各グループが事前に選んだものです。寺院や建築物などの有名な観光地を、絵や写真を使いわかりやすく伝える工夫がなされていました。
新型コロナの感染拡大等の影響で、日本各地の観光地を訪問する機会がほとんどなかった研修員たちは、生徒の皆さんの説明で、具体的なイメージを持つことができたようです。

【日本文化体験】

生徒からけん玉を教わる研修員

生徒の皆さんは、研修員が日本文化を体験できるよう、けん玉、習字、着付け、折り紙、将棋などを準備してくれていました。これも各グループがテーマを選び、説明をしたうえで、研修員たちが実際に体験。けん玉にチャレンジした研修員は、最初は不慣れな様子でしたが、生徒さんから丁寧に教えてもらいながら何度か繰り返すうちに、見事成功し、大喜びでした!

【学校訪問を終えて】

習字の作品と一緒に記念撮影

この訪問では、研修員、生徒の皆さんの双方が、お互いの国や文化について紹介しあい、楽しみながら学び、理解することができたようです。
藤代高等学校の皆さん、楽しく有意義な時間をありがとうございました!