2017年2月23日
プロジェクトの拡大対象地域であるラゴス・メインランド地方行政区では、12月6日のプロジェクト開始式典(注1)以降着々と準備が進められ、2017年1月に本格的に活動を開始しました。
既存の対象地域であるエティ・オサ地方行政区での活動経験をもとに(注2)、1月23日から31日にかけて、各ワード(注3)で「住民の対話集会」を開催し、各ワード保健委員会(WHC)のサポート・メンバー10人を住民が選出する支援を行いました。エティ・オサ行政地区のワードの数は5つなのに対し、ラゴス・メインランド地方行政地区には18あり、各WHCのメンバー5人とサポート・メンバー10人を合わせた合計270人が、今後、自分たちに最も身近な保健施設(プライマリー・ヘルス・センター)の改善やコミュニティの保健向上を目指した活動をしていくことになります。
2月7日から23日にかけて、この270人を対象に、90人ずつ3回に分けて研修を行いました。会場にはラゴス州やラゴス・メインランド地方行政地区の保健関係者も支援にかけつけ、活気に満ちた研修になりました。
今後プロジェクトはWHCのアクション・プラン会議の開催(注4)や住民との対話集会(注5)を支援していきます。
(注1)ラゴス・メインランドのプロジェクト開始式典(2016年12月6日)
(注2)活躍するワード保健委員(2016年6月10日)
(注3)ナイジェリアの最小行政単位
(注4)住民との対話集会(2015年8月27日)
(注5)コミュニティ人材の活用(2015年8月17日)
WHCサポート・メンバー選出のための「住民との対話集会」
WHCサポート・メンバー選出のための「住民との対話集会」
WHC及びサポート・メンバーの研修
WHC及びサポート・メンバーの研修