バングラデシュの看護師数は国際水準を大きく下回り、非常に不足しています。バングラデシュ政府は看護師の量の拡充や教育制度の改正による看護サービスの質強化に力を入れていますが、なお一層の取り組みが求められています。
JICAは2016年から2021年にかけ、看護学士課程に関する行政機能の強化、対象大学における看護学士課程の教育環境の改善、看護臨地実習の環境改善を支援しました(看護サービス人材育成プロジェクトフェーズ1)。本プロジェクトでは対象の看護大学と実習病院を拡大して取り組みを継続するとともに、行政機能をさらに強化することで、看護教育の実施体制強化を目指します。