JJ-FASTの精度検証のための現地調査実施

2022年1月10日

NFMS(National Forest Monitoring Systems/国家森林モニタリングシステム)にかかる活動として、JJ-FAST(JICA-JAXA Forest Early Warning System in the Tropics/JICA-JAXA熱帯林早期警戒システム)の精度検証のための現地調査を実施しました。カウンターパートであるDIAF(Direction des Inventaires et Aménagements Forestiers/環境・持続開発省森林インベントリー整備局)の地理情報課のメンバーとオンラインにて準備を進め、12月6日から23日の日程で中央コンゴ州を対象に実施しました。現地調査参加者は地理情報課職員6名に加え、MEDD(Ministère de l’Environnement et Développement Durable/環境・持続的開発省)の大臣官房企画担当官が1名同行しました。調査は2チームに分かれて実施し、各チームの調査結果によると、検出精度はそれぞれ70%と80%でした。JJ-FASTは不確実であっても森林減少と思われるポイントをより多く検出できるよう精度改善が図られてきており、今回の検証を通じて高い検出精度が確認されました。

過去の参考記事(JJ-FASTの説明)

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DIAF地理情報課職員による現地検証調査の様子

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調査により薪炭材のための伐採地であることが明らかになった。