ケニアは国土の約8割を乾燥・半乾燥地域(ASALs)が占め、森林面積は347万ha、国土の約5.9%に過ぎません。しかし、人口増加や農業を含む土地利用変化、ガバナンス不足等の要因により毎年約5.2万haの森林が失われており、この傾向は特にASALs地域で顕著です。本プロジェクトでは、主に半乾燥地域を対象に政策強化、コマーシャル・フォレストリー推進、そして林木育種を行うことで、持続的森林管理、景観回復、気候変動対策に関するケニア国内関連機関の能力強化を目指しています。また、地域協力を通じサブサハラ・アフリカ地域の森林・気候変動分野へも貢献していきます。