本邦研修2019

2019年9月12日

2019年9月1日~9月12日

2019年9月に12日間の日程で、ラオス農林省林野局とウドムサイ県及び郡農林事務所から計6名の森林官が来日し、日本の森林・林業、並びに地域資源を活用した地域振興の事例を学びました。日本の森林政策を学ぶ観点から、林野庁やJICAにおいて、森林計画制度や山村振興策、海外におけるJICAの取り組みについて講義を受け、さらに宮崎県と埼玉県では、林業や木材加工、森林保護、治山治水に関する森林施業や、地域の農産品としてキノコや野菜栽培を推進する地域振興の取り組みを視察しました。ラオスからの参加者は、日本の山村が抱える課題がラオスの課題と類似していること、また、それらを乗り越えようとする地域の様々な努力や成果を見聞きし、自国の森林管理や地域振興に活用すべく熱心に講義に耳を傾けていました。皆、真摯な姿勢で研修に取組み、毎回、予定時間をオーバーするほど沢山の質問をしていました。この研修の成果を、残りのプロジェクト期間の具体的な活動につなげていけるよう、側面支援したいと思います。

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埼玉県のマイタケ栽培農家の視察

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宮崎県・林産物流通センターの視察