第1回NFMS TWGが開催、3つのサブ・グループが始動しました

2021年7月29日

F-REDDはラオスの国家森林モニタリングシステム(NFMS)を支援しています。NFMSと言っても幅広いので、ラオスの場合はREDD+のMRVに必要な能力の構築から着手し、段階的に森林モニタリング活動やセーフガード・モニタリングとの連携に繋げていく方針です。このような段階的な拡張を進めるべく、これまでのREL/MRV Technical Working Group(TWG)をNFMS TWGへと改組し、そのもとにMRV、森林モニタリング、データ・マネジメントの3つのサブ・グループが新設されました。

この新たな体制に合わせて、NFMS TWGの第1回会合が7月29日に開催されました。各サブ・グループの活動予定のほか、UNFCCC REDD+ MRV審査結果の報告、FCPF炭素基金向けのMRV準備状況、FAOによる森林面積分析の発表など、活発な意見が交わされ、一日では足りない内容となりました。多くのインプットや支援を受けて、ラオスのNFMSはさらなる進化を遂げていくでしょう。

【画像】第1回NFMS TWG会合の様子