保健人材に対する免許登録制度の創設が着々と進んでいます

2019年9月18日

本プロジェクトでは、保健人材を対象とした免許登録制度の創設を支援しています。9月12日には、免許制度に携わる保健省関係者約50名の参加を得て、免許登録制度に係る規則の策定に関する協議及び看護師国家試験の概要説明を行いました。

免許登録制度に係る規則については、制度を担当する保健人材カウンシルに専門の作業部会が設置されたことが報告されました。また、医師、歯科医師、看護師等全職種に共通する手続の流れなどを定める規則を制定した後に、職種ごとに内容が異なる個々の手続(国家試験、インターン研修等)に関する詳細を定める規則を制定する旨の方針が確認され、10月から作業部会による本格的な議論を開始させる旨が申し合わされました。

看護師国家試験については、これまでの試験準備状況が報告されました。試験制度策定経緯、受験手続説明会及び保健人材養成校入学試験の視察結果に加え、9月28日に予定されているパイロット看護師国家試験の概要が保健人材カウンシル看護助産委員長ペンディー氏により報告されました。次に、保健人材カウンシル看護助産委員のアヌソン博士により、試験問題の作成状況が報告されました。その結果、看護師国家試験の準備状況は医師及び歯科医師国家試験創設のモデルになるという発言などが参加者からあり、建設的な意見交換が行われました。

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保健人材カウンシル技術スタッフによる会の進行

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プロジェクトマネージャーによるプロジェクト概要説明

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保健人材カウンシル看護助産委員のDr. アヌソン博士による試験問題作成経緯説明

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保健人材カウンシル看護助産委員長Mrs.ペンディー氏による試験概要説明

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保健人材カウンシル代表(元保健大臣:左)、プロジェクトダイレクター(中央)及び松原チーフ(右)による議論の取り纏め

【画像】集合写真