看護師国家試験を実施しました

2019年10月4日

9月28日に全国3か所(ビエンチャン、ルアンパバーン県及びチャンパサック県)において、241名の受験者を対象にパイロット看護師国家試験が実施されました。受験票、試験監督官配置計画などの各種資料の準備が試験直前まで行われましたが、順調に試験が実施されました。

なお、試験実施に当たり、国立国際医療研究センターから菊池識乃看護師が短期専門家として派遣され、日本側の支援体制の強化が図られました。

受験者数
  受験願書提出者数 受験者数
ビエンチャン 116 113
ルアンパバーン県 59 59
チャンパサック県 69 69
合計 244 241

(注)今回のパイロット試験では、助産師国家試験も同時に開催され、その受験者数は88名でした。

試験は6科目(基礎看護、成人看護、小児看護、母性看護、看護管理、倫理)で構成され、試験時間は6時間で実施されました。

また、試験実施に先立ち試験実施マニュアル(案)を作成し、試験監督官に試用していただきました。後日、試用後のコメントを収集し、加筆修正を加えて最終化させる予定です。

今後、採点、結果発表及び試験評価会等を経て、来年実施予定の本試験に向けた提言等を作成する予定です。

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ビエンチャン試験会場

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ビエンチャン会場で試験問題を試験監督に手渡す松原チーフアドバイザー(中央)

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ビエンチャン会場前にて保健省幹部と(右5番目:プロジェクトダイレクター、右6番目:保健人材カウンシル代表、元保健大臣)

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ルアンパバーン試験会場

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ルアンパバーン会場で試験問題を手渡す様子(右2番目:試験問題を作成したアヌソン博士、右2番目:ルアンパバーン県保健局長)

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ルアンパバーンで試験会場を準備する菊池短期専門家(中央)

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チャンパサック試験会場

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チャンパサック会場で試験概要説明をする田村専門家(右)

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チャンパサック会場で受験票配布の様子

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チャンパサック試験会場でマークシートの記載方法を説明する試験監督官