第1回看護師インターン研修会議を実施しました

2020年3月2日

ラオス保健省は、保健医療サービスの質の向上を図ることを目的として、保健人材を対象とした免許登録制度の整備に取り組んでいます。持続可能な保健人材開発・質保証制度整備プロジェクト(通称DQHPプロジェクト)では、看護師国家試験制度の創設と共に、免許登録制度の二つ目の柱である看護師インターン研修制度の創設も支援しています。

この度、看護師インターン研修の2021年実施に向けて、2020年2月26日に第1回看護師インターン研修会議を、首都ビエンチャンにて開催しました。保健省、保健人材養成機関、医療機関、開発パートナーなど合計44人が参加し、看護師インターン研修に関するコンセプト、主要関係機関、主要科目、実施場所について検討を行いました。その結果、看護師インターン研修のコンセプトが合意されるに至り、主要関係機関、主要科目、実施場所については、建設的な意見交換やラオスのコンテキストに沿った様々な提案がなされました。今後は、合意されたコンセプトや、提案された内容に基づき、看護師インターン研修のカリキュラムの作成を行う予定です。

今回の会議では、保健人材に係る主要関係者が一堂に召集されたため、看護師インターン研修について、ラオス側関係者だけではなく、開発パートナーとも共通の理解を持つことができた大変良い機会になりました。

【画像】看護師インターン研修に関わる主要関係者一同

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プロジェクトマネージャーによるプロジェクトの概要説明と看護師インターン研修の位置づけの説明

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看護師インターン研修をリードする保健人材カウンシル看護助産委員長による看護師インターン研修の仕組みの説明

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看護師インターン研修の主要実施機関を検討するグループワーク

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グループワークのファシリテーションを行う保健科学大学学部長

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保健人材カウンシル代表(元保健大臣)によるコメント

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会議全体の様子1

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会議全体の様子2