看護師・助産師国家試験問題作成ワークショップが開催されました

2020年10月15日

持続可能な保健人材開発・質保証制度整備プロジェクト(通称DQHPプロジェクト)では、保健人材の免許登録制度の整備の一環として、看護師・助産師国家試験の施行を支援しています。2020年末には、ラオスで初となる国家試験施行が予定されています。

そのため、9月14日から18日の5日間、保健省、教育機関、医療機関の関係者約60名が集まり、問題作成ワークショップが開催されました。多肢選択問題作成の理論、出題基準に基づく具体的な問題作成方法に関する講義の後、活発な議論とともにグループワークが行われ、既存の問題の見直しと新規問題の作成が行われました。日本人専門家は、終日ウェブ会議システムを通して参加し、ワークショップの運営管理と議論の方向性の支援を行いました。

今後、第2回目のワークショップを通して問題の正当性を再度確認し、国家試験本番を迎えます。本プロジェクトは引き続き、ラオスの保健人材の質の向上に貢献していきます。

【画像】参加者集合写真

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看護助産委員会によるファシリテーション

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グループワーク

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Zoomで参加する日本人専門家