第4回合同調整会議(JCC)会合が開催されました

2022年6月3日

「ラオス国持続可能な保健人材開発・質保証制度整備プロジェクト」(DQHP)の第4回合同調整会議(JCC)会合が、5月16日に開催されました。

保健省治療リハビリテーション局長を議長とし、ラオス側からは、保健人材カウンシル、保健省人材局、保健科学大学、マホソット病院、母子病院、子供病院、医師・歯科医師・看護助産委員会等、日本側からはJICAラオス事務所長、プロジェクトアドバイザー、保健政策アドバイザー等が参加し、活発な意見が交わされました。

既に2回実施されている国家試験、および、昨年末より実施中の看護師インターン研修のモニタリングを通して、明らかになった課題と今後の方向性に関して、関係者とは事前に何度も協議を重ねました。

また、当日は、プロジェクトアドバイザーである田村やよひ先生(国立看護大学校名誉教授)から、ビデオメッセ-ジという形で、国家が免許を付与する意義や、看護師インターン研修の在り方についてご提言頂くとともに、ラオスの看護の発展のために、プロジェクト関係者全員に向け、励ましの言葉を頂きました。このプロジェクトアドバイザーの言葉を真摯に受けとめ、ラオスで初となる医療従事者の免許制度の構築と実施のため、引き続き活動を前に進めてまいります。

なお、次回は、半年後の11月に第5回のJCC会合を予定しております。

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今後の方向性について発表する看護助産委員長

【画像】集合写真