第2回看護師・助産師国家試験評価会議が開催されました

2022年11月16日

ラオス持続可能な保健人材開発・質保証制度整備プロジェクト(DQHP)では、医療従事者(特に看護師と助産師)の免許登録制度を確立すべく、その一環として、看護師・助産師国家試験の創設・実施を支援しています。

10月24日、昨年2月に実施された第2回看護師・助産師国家試験に係る全ての活動をレビューし、第3回国家試験に向けた改善・変更点について合意形成を得るため、第2回看護師・助産師国家試験評価会議が開催されました。

会議には、カウンターパートである保健人材カウンシル、看護助産委員会の他、医師・歯科医師委員会、中央及び8県(ウドムサイ県、ルアンパバン県、シエンクワン県、ビエンチャン県、カムアン県、サバナケット県、サラワン県、チャンパサック県)の病院、保健局、看護師・助産師養成機関等の関係者が会場/オンラインで参加し、国家試験問題の質の改善や、前年度不合格者の再受験促進の必要性等、第2回国家試験で浮き彫りになった様々な課題について議論し、具体的な改善策を議論しました。

また、受験申請から合格証発行に至る一連の手続きをより正確かつ円滑に進めるための方策等も議論され、一策として、第3回国家試験からオンラインの受験申請を行うことが合意されました。

2023年1月に実施予定の第3回看護師・助産師国家試験は、プロジェクトとして支援する最後の国家試験の機会となります。

これから本格化する第3回国家試験に係る一連の活動を通じて、幅広い関係者における国家試験運営・実施能力が益々向上することが期待されています。

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(向かって左から)虎頭恭子DQHPチーフアドバイザー、ポンメック・ダラローイ保健人材カウンシル会長(元保健大臣)、シリポーン・スダーチャン保健省治療リハビリテーション局副局長

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第2回国家試験の活動をレビューするペンディ・インタパニート看護・助産委員長

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第3回国家試験の概要を説明する看護助産委員

【画像】全体集合写真