第2回教育フォーラム開催にむけた事前準備

2020年12月31日

先月に引き続き、第2回教育フォーラム開催にむけた事前準備を支援するための巡回訪問を12月14日から19日にかけて行いました。前回のフォーラムでは、3つの地域がそれぞれに抱える教育課題の解決を目標としたテーマを設定し、学校・地域住民・保護者などの関係者がそれぞれ貢献できる取り組みを実施してきました(2020年2月29日のプロジェクトニュース参照)。次回フォーラムでは、「WITHコロナの時代、子どもたちの学びを保証するために今何をすべきか」をテーマに話し合う教育フォーラムとする方針です。

巡回訪問では、開催日程と準備のためのTo Do List作成、また前回フォーラムの決議に基づく活動の実施結果の取りまとめ、そして初のコロナ禍での開催に向けた感染対策、参加人数の制限などについて協議を行いました。1月中旬に再度巡回訪問を行い、準備状況の進捗確認と仕上げを支援する予定です。

マリでは昨年8月以降、コロナ感染拡大はしばらく鳴りを潜めていましたが、日本やヨーロッパ諸国と同様に11月中旬ごろから再び感染拡大が起こっています(第二波)。幸いにもプロジェクト関係者および近親者には、まだ感染した人はいないとのことですが、引き続き、これまでも実施してきた感染対策を徹底し、健康と安全を最優先しながらプロジェクト活動を進めていきます。

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現地チームによる地方支援のための巡回訪問の様子(ファナ地域)

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現地チームとのSkype会議の様子