タンバクンダ州におけるリスペクトフルケア研修

2021年11月11日

2021年10月11日~15日、25日~29日、11月2日~6日の3回に渡り、助産師を対象としたリスペクトフルケア研修をタンバクンダ州で開催しました。プロジェクトニュース「リスペクトフルケア トレーナー研修」では講師研修についてお話しましたが、そこで育成された20名のうち、3回に渡る研修には総数16名の講師が関わりました。母子保健局・母新生児課の課員1名も参加し、講師の説明に補足をしたり、参加者に質問を投げかけたりと協働していました。参加者は総勢58名、タンバクンダ州病院、公立・私立保健センター、保健ポストなどからの参加です。

タンバクンダ州医務局長はこの研修の大切さを開会式で話してくださり、助産師一人一人の自己紹介にコメントしながら積極的に関わってくださいました。1名の参加者は3か月の赤ちゃん連れであり、講師が母親に代わっておんぶをしながら演習を指導するというほのぼのとした姿もありました。昼食後は眠くなることを防ぐために、まずは歌とダンスで開始し、笑いに包まれていました。

研修後の試験結果は。参加者全員が合格点を取ることができ、皆さん合格証を手ににっこりとカメラに向かってポーズをとっていました。来年2月にスーパービジョンを行い、今回の研修が勤務場所でどのように活かされているのかを確認する予定です。

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新生児ケアについてデモンストレーションをする講師

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フリースタイル分娩演習を行う参加者