世界の台所を目指すタイにおける家畜生産と食品安全に関する新技術導入による畜産革命の推進プロジェクト

タイでは、近年、畜産物の国内消費量、輸出量ともに増加しているが、越境性家畜感染症の発生による畜産物の輸出制限、食中毒菌の食肉汚染が問題となっており、タイの畜産振興及び将来的な周辺国への技術波及のため、越境性家畜感染症等の家畜感染症及び食中毒菌の制御技術を開発・確立することが喫緊の課題である。本件は、タイ農業・協同組合省畜産開発局及び宮崎大学を代表機関とし、1)家畜感染症の簡易・迅速診断キットの開発実証、2)初動防疫体制強化のための情報集約配信システムの開発実証、3)食肉の病原体汚染防止技術の開発、4)家畜防疫に係る人材育成を成果として目指す、地球規模課題対応国際科学技術協力である。

更新情報

2021年2月5日
プロジェクトホームページを新規開設しました。
対象国:
タイ
課題:
農業開発/農村開発
署名日:
2020年2月21日
協力期間:
2020年10月23日から2025年10月22日
相手国機関名:
・農業・協同組合省畜産開発局(DLD)
・OIE/FAO口蹄疫東南アジア地域リファレンスラボラトリー
・チュラロンコン大学獣医学部
・マヒドン大学獣医学部
・チェンマイ大学獣医学部

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